レポート?

今日は体がバキバキでした。
やっぱり4週連続でレースすると疲れますね。
カングーも納車22日で3400キロ走行しているくらいですから・・・移動しすぎです。

さてさて中国地域ロード。
簡単にレポートなどを。

山口県としては「団体優勝を」というスタンス。
僕個人としては連覇するだけでなく、チーム順位のために、
もう一人の選手を出来るだけ上位でゴールさせる動きが必要。
ということは、僕が逃げて(逃げきってはいけない)他県の脚を削る必要あり。
そんなことしながらも最後はきっちりと勝つということ。

スタートして、アップと集団の反応を見るべく飛び出すこと数回。
何人かで逃げたり、単独で逃げたり。
集団の反応はすこぶる悪い。
一気に追い上げてくることはなく、徐々に詰めてくる。

う~ん、どうしようかな~と思っていたら、
同じチームの無我が居ないじゃないか!
まだ2周が終わったところなんですけど・・・
広島の丸本に聞くと、「下りで落車しましたよ。多分復帰は無理かと・・・」

あっという間に大村と二人になってしまいました。
昨年、高校生の部で優勝した大村。
日大に進学して自転車部で頑張っております。
しか~し、大村を見ると、すでにかなりきつそう。
でも、無我が落車したことを伝えて、出来るだけ上位でゴールするようにと伝える。

そうこうしていると、広島のエースのショウゴもリアメカをバキバキいわせてストップ。

走っている感じでは、登りも下りも平坦も、去年に比べると遅いから、
まだ大村は何とかなるかも。

まだ25人くらいは集団に居るけど、飛び出すような選手もいないので、
のんびりと集団後方で距離を消化する時間にあてる。

自分が前に出て変にペースを上げると、大村が集団から切れてしまうかもしれないし・・・
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残り3周くらいで大村も限界が見え始める。
ここからが大村の真骨頂のはず。とにかく檄を飛ばしてケツを叩く!

自分としてはもう少しペースを上げて、脚をつかわせて、
集団をもう少し小さくして、勝率を上げておきたいところ。
脚が攣って、「あ~」とか「う~」とか言いながら進路をはずそうとする大村。
きついのは分かるが、ここで大村が遅れてしまうと団体優勝は絶対無理。
そのたびに、大村に声をかける(というか怒鳴る)

勝負は最後の1周にすることに。しかもゴールスプリントで。

ジャンがなる。
人数の揃っている岡山の選手がパラパラと先行している。
島根の選手も先行している。
広島は3人残っているが、追う気配なし。

自分が前に出て早すぎないペースで走る。

そして登りでアタック。といってもジャブのアタック。
バラバラにしつつも、誰が付いてくるかを確認するため。
2分平均で420ワット←今後の中国地域のレベルアップのために数値を公開しておきます。
振り返ると5人くらいついてきているが、大村がいない。

脚を停めてローテをパスして後方を見る。
やっぱり、大村はいない。
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自分が優勝するためなら、このまま6人くらいでローテを回していくのだが、
団体優勝のためには、大村を連れて行かなくては・・・

追いついてくれることを祈りながら、ペースを緩める。
残り5キロ。何人か追いついてくる。しかし大村はいない。
ここで団体優勝は諦めて、個人優勝を狙いに。

ゴールまで3キロほど。
微妙な距離で広島の丸本が抜け出していく。
人数をそろえている岡山が集団前方でジワリとペースを上げていく。
差は詰まってはいないが、広がっていもいない。5秒くらいか。

これ以上広がったら動くしかないな~と思いながら残り1キロ。
岡山のメンバーも疲れが出てきて差がジワリと広がり始めたその瞬間。
後方からまた一人岡山の選手がいい勢いで上がってきて前をひき始めた。
*絶妙のタイミングで来てくれました。あと10秒遅かったら、自分で動いているところでした。
また5秒くらいの差になり、残り500メートルになったのを確認して、ロングスパート。

そしてそのまま後続を一気に引き離して最後の150メートルくらいは十分流す差が出来てゴール。
踏んでいた1分の平均は500ワットでした。

なんだか、大村の観察レポートですね(笑)

中国地域ロード。
2連覇している選手はたくさんいます。
でも3連覇しているのは一人しかいません。
なので、来年は3連覇したいですね。
余裕がありそうなら団体優勝狙う走りを。


今回、先週の安蔵寺山ヒルクライムの賞品で頂いたSOYOシームレスロードCR2を使いました。
恐ろしくグリップが高いです。
タイヤが地面にしっかりと接地している感覚がハンドル、ペダル越しに伝わります。
下りが苦手な人にはお勧めのタイヤですね。
そして、重量も205gと軽いので、登りも楽です。
ということは、ロードレースには最強のタイヤかも。
乗り心地もものすごくいいし。恐るべしSOYOタイヤです。
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あと、EDGEのホイール。
今はENVYに名前は変わってますね。
7900DURAハブ+SAPIMのCX-RAYという定番を使ってます。
とはいえ、手組ホイールなのでホイールビルダーの腕前で全く別物になります。
僕のは、大学時代からずっとお世話になっている大阪箕面のガソリンアレイのもの。
リムの紫色のステッカーがその証拠。
僕の走り方を知っているというのもあって、絶妙なテンションで組まれております。
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バランスも良く、シュンシュンと回ります。
レース中、エアロ効果が高いといわれるZI○Pの404よりも下りで伸びていました。
その選手のタイヤはもう一つ上のグレードのSOYOシームレスロードCRです。
なので、タイヤの抵抗はほとんど変わらないはず。
体格もほとんど同じなので、違うとすればホイールとフレームですね。
私、フレームのエアロ効果は信じてませんが、ホイールは信じてます。

完組全盛の世の中ですが、チューニングされた手組ホイールは、
乗り手にマッチすると抜群の性能を発揮してくれます。

さて、明日から雨かな。
自転車通勤はしばらく休みですね。レースもないですし。