SOYOタイヤ

今年のレースでメインで使ったタイヤ。SOYOタイヤ。
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それまではコンチネンタルのコンペティションでした。
晴れでも雨でもグリップは高いし文句も特にないいいタイヤだと思います。
強いて言えば、乗り味が硬い。
がっしりしていて、走行感も軽い。
コーナーはコンパウンドでグリップしている感じですかね。


で、SOYOタイヤ。
コンチネンタルとは逆の性格と言ってもいいでしょう。

メインではシームレスロードCR2を。
22Cで実測205gと超軽量。
コンチネンタル、コンペティションが19Cでも230gくらいなんで、
それはそれは軽いです。

シームレス構造ですごくしなやか。
初めは、パンクしてるんじゃないかってくらい、フワフワ感じました。
かといって、ロスしている感じではないんです。
コーナーに入るとビックリするくらいグリップが良く分かります。
前輪に過重がかかってタイヤが少しつぶれてグリップします。
コンパウンドではなくタイヤ全体でグリップしてます。


ツールド沖縄は晴れだったので、シームレスロードCRh160を投入。
なんと19Cで160gしかない軽量タイヤ。
グリップ感はありますが、沖縄のハイスピードコーナーはさすがにビビりましたね。
でも、登りの走行の軽さは別格です。
一般的にタイヤは太いほうが走行が軽いといわれていますが、
54キロ(沖縄時)しかない僕の体重だと、タイヤの変形量も少ないので、
タイヤの太さの影響は少ない(はず。)
後半のアップダウンで一気に勝負をつけるための選択でした。

と、かなり勝負にこだわったんです。
最近の傾向として集団に残れるメンバーが増えたので、
距離が残っているときの、小さいアタックは無視されがち。
ましては、絶対的な優勝候補でもないので、放置されること必死。
なので、ガツンと行くために脚を温存しておきたかった。
そのためのタイヤ選択でした。
まぁ、逃げる作戦は失敗に終わるんですけどね・・・

耐久性は前後ローテーションすれば1000キロくらいはもちそうです。
コンペティションと同じくらいですね。
パンクはまだしていないのでなんとも言えません。
まだ試してないですが、アップストリームもいいらしい。
強いて言えば値段が高い。
でも、一度試してみる価値は十分あると思います。