レースレポートその3

昨晩は金曜日だったので飲みました。
RIEDELのグラス2ヶ月ぶりに使いましたが、
あまりに細くて薄くてドキドキしました。
ま、一口飲んだらいつも通りになりましたが(笑)

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熊本の愛人とLINE電話しながら
結局2本空きました☝️

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さて、レースの続きです。

ここまでの攻防できっかけを作るのは岡さん。
それに反応し、さらにペース上げていき一番強く感じるのは紺野さん。
寺崎さん、松木さん、田崎さんもしっかり登れているが、自らは動かない。
小畑さん、清宮さんは男気ある感じで、しっかり強めにローテーションしてくれる。

さてさて、優勝するにはどうすればいいか?

まだ20人近く残っているし、さっき自分が抜け出た時に放置されたのを考えると、
自分から動くのは得策ではなさそうだ。

紺野さんは明らかに強いしスプリントもあると聞いているので、
もっと足を使ってもらわないと勝機はない。
紺野さんが逃げてくれるときは泳いでもらおうという作戦に。
今日の感じだと、紺野さんを含む少人数のスプリント勝負だなと。

こうなると、優勝候補の3人が落車でいなくなった影響は大きい。
レースを動かしてもらい、もっとキツイ展開にしてくれないと、
周りの足が削られないだろうから。

東村を過ぎ、次のポイントとなるのは、慶佐次の補給所の登り。
ここは確実にアタックがかかるが、気温も上がってきたので、水も欲しい。
前の選手に「失敗しないで下さいよ~」と声掛けをするも、
見事に1本目を失敗して落とす。
思わず「え~~」と声が出てしまう。
(おい!ではないが、気を悪くしているかもしれなかったので後で謝っておきました)
そうこうしていると、前でアタックがかかっている・・・
気温も上がってきているので、ここで水をもらっておいた方がいいと判断。
水をもらってから追いかける。


動いているのはやはり紺野さん。
皆、追走はしているものの、追いつききれていない様子。
これはいいチャンス、足使ってくれ。
差が広がらないように気を付けながらしばらく泳いでもらう。
それにしても強い。ちょっと強すぎる。


カヌチャの登りでもペースアップがあり6人に。
やはりそれまででも動けていたメンバーだ。
羽地ダムまでの海岸線はペースを上げるわけでもなく、
自然とローテーションしていたら羽地ダムの手前で後続も合流して15人くらいに。
さぁ、最終決戦。

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今日も写真はシクロワイアード綾野さんより。


足の残り具合でいくと、紺野さんと私が抜けている。
岡さんはだいぶ足にきているみたいだ。
松木さん、寺崎さん、田崎さんは自分から動かないものの、
しっかりと追走できていることを考えると、ちぎるのは難しそうだ。
ならば、一番強い紺野さんと二人で抜け出すのが良さそう。
ただ、もっと足を消耗させてスプリントに持ち込みたい。

羽地ダムの中盤。
紺野さんが先頭をグイグイ引いていて、集団が伸びきったところで攻撃開始。
ラインを変えて先頭に出てグッとペースを引き上げる。
予想通り反応してきたのは紺野さん。
前に出させてついていく。後続はこっぱみじんだ。

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シッティングでグイグイ踏んでいく。メーターを見ると350W程度。
かなりきつい。ついては行けるが、これ以上は上げられ無い。

トンネルを抜けて、松木さん、寺崎さん、田崎さんが追いついてきたのを確認。

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この5人で勝負だなと思っていると、紺野さんはさらにペースアップ。
ここで私は紺野さんと二人で行くよりも、足を使ってもらうことを選択。
1対4で追いかけつつ、一番足のある紺野さんに疲れてもらおうと。


ここが勝負の分かれ目でした。


少しずつ離れていく紺野さん。
回らないローテーション。
登りで踏むと集団が崩壊するし、下りでもスピードが乗らない。
とはいえ、単独で追いかける勇気もない。
そうこうしていると、小畑さんが単独で合流。

これで川上からの平坦で追いつくはずと信じて集団待機。

下りの前で30秒差。

下りきったら40秒差。

前は見えない。ローテーションは回るが前も見えないためペースは上がらない。
各人の思惑が絡み合って、ペースは上がりきらず。
だれもここで自分を犠牲にしてペース上げたくないのだ。

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実際に、ここまでアタックしてきたのは、
岡さん、紺野さん、私の3人だけ。
それ以外は、アタックについてきただけなのだから。

差が広がっていく。あ、これは負けたな。と実感する。
とはいえ、2位争いのスプリントは残っている。
最低でも表彰台は確保しておきたい。

寺崎さんには負けるだろうが、3番にはなりたい。
なので、次にスプリントがありそうな松木さんの番手で残り500m

若干の牽制でスピードが落ちた絶妙のタイミングで田崎さんのロングスパート。
皆の動きが一瞬止まる。広がる田崎さんとの差。

350mくらいから小畑さんが先頭でじわじわ上げていく。
このままだと、田崎さん逃げ切るわ。いかなあかん!と
200mから腰を上げてスプリント開始。

腰を上げた時点で小畑さんと松木さんは一気にパス。
田崎さんとは30mくらいあいている。


75mの時点で寺崎が右から抜いてくる。
スピード差があって後ろにつけない。
田崎さんはまだ15mくらい前。こりゃ届かないかも。

諦めずに最後まで踏む。
最後の30mで一気に差がつまり、なんとか10m手前で田崎さんを追い抜けて3位。

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データ見ると、羽地ダムのストラバ区間4分20秒ほどでは
311W(5.65W/kg)でしたが、アタックしてからの後半2分は353W(6.42W/kg)でした。
レース中の4分の最大もこの区間です。学校坂より強度高い。
さらにそこから単独で抜け出していった紺野さんはやはり強かった。

最後の最後まで足をけずろうと思っていた私の気持ちから負けてますね。
一緒に行くという選択をしたとしても、優勝はなかったと思います。
それくらいレース中も含めて紺野さんが圧倒的でした。


あ~、勝てなかったな。

というのがレース後から今に至る気持ちですね。

ちなみに、選手とかかずに、「さん」にしているのは、
私の中で選手というのは、やっぱりプロだから。
仕事しながら、皆ここまできたので、敬意をこめて、「さん」にしました。

明日は大会までの練習を書きます。

紅葉がキレイです。

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でも短い秋は終わったようで2度でした。
ま、もう自転車乗らないから関係ないですが。

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