昨日の修理のために作った工具です。
米式バルブの虫抜き。
我ながら上手にできました!
さて、レポート最終回。
予想ではメイン集団は登りでペースを上げて集団を小さくすると思うので、
一時的に差は縮まるものの、下りや平坦ではけん制も入って、また差が元に戻るだろうと予想。
最終周に入るときに50秒差であれば逃げ切りもありうると思いながらも、
追いつかれる可能性のほうが高い。
全力で踏むのではなく、あくまで追いつかれることを前提としたペースで踏んでいく。
予想通り登りの頂上で25秒くらいまで縮まったが、
また40秒に戻ったりと集団はアタックで活性化している様子。
数名でブリッジをかけてくれるのが一番うれしい展開なのだが、
後ろの様子はわからない。
追いつかれるのなら早く追いつかれたいが、
かといってペースを落とす必要もない。
最終周に入るあたりで、バイク審判から15秒差程度に詰まってきているとの情報。
確かに後ろを見ると集団が縦長になって追いかけているのが見える。
残り12キロ。
吸収されて登りでアタック合戦になりそう。
となると、早めに合流して追いついてきた選手の脚色をうかがいながら、
こちらも足を回復させておいた方が得策。
5名程度が追いかけてきているのを確認し、
少しペースを落として合流。
後ろもパラパラと追走はあるものの、
基本的にはこのメンバーで勝負になりそうだ。
登りに入りガツンとペースが上がるかと思いきや、
一定ペースの少し速めくらいで落ち着く。
そこにチームメイトの元山がアタックをかけてペースは活性化。
このアタックで鳥取県の金田さんが遅れた。
ゴールまで連れて行くと一番厄介な存在だったので、
このアタックはすごく効果があった。
自分はきついが遅れるほどのペースではない。
かといって、アタックできるほどの余力もない。
残っているのは、
広島はAチーム3人とBチーム1人の4人、
岡山1人、
島根Aチーム2人、
山口Aチーム2人の合計9人。
県総合を狙うためには二人とも上位でゴールする必要がある。
一番スプリント力があるだろう広島のエース皿谷さんの番手に張り付くことに決定。
緩やかな登りゴールなので早がけ厳禁。
残り1キロで徐々にポジションを上げていき、
皿谷さんの番手をキープ。
前から3番目くらいでちょうどいい位置。
残り400mで勾配のきついイン側から島根の選手がいい勢いで飛び出す。
皿谷さんはちらっと見るも反応せず。
すぐさま反対サイドから広島Bチームの選手とその番手につけた島根の選手が飛び出す。
こちらのほうが勢いがあるが、皿谷さんは動かず。
さすがにまずいと思い腰を上げるが、
すでに私の両足はバキバキに攣っていて思ったように自転車が進まない。
3位に届きそうなところまでは追い込んだが、
最後に踏みなおされて0.05秒差の4位でゴール。
優勝は広島の選手、2,3位は島根の選手。
元山も粘ってくれて5位でゴールして、
県総合は島根に負けたものの2位で、
去年の3位からひとつ上がった。
うーん、やはりレースは難しい。
今できる練習はやって、ベストに近い展開だったが、
勝てるほど甘くはない。
ま、だから面白いんですけどね。
2周目、ほぼ最後尾の私です(笑)