全日本選手権 その4

台風が来てるみたいですが、

全然雨も降ってなくて農家さん大変なので、

そろそろ少しは降ってくれるといいですが…

 

さて、レポートその4です。

 

このままポジションを下げすぎずに雑賀さんの番手をキープしに行く。30代の選手とわちゃわちゃなるが、大切なのは40代で一番になること。その確率が一番高い動きをするまでだ。

 

ゴール手前400メートルの2連ヘアピンの手前で雑賀さんの番手について、ヘアピンを通過。雑賀さんが仕掛けるタイミングを待ちながら残り200メートル。


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先頭では30代の選手がスプリントを開始。7,8番手でごちゃごちゃしているものの、雑賀さんが左のラインを選択。目の前はスプリントしたが伸び悩んでいる選手がいる。雑賀さんのさらに左のラインに回り込むのは困難と判断し、右のラインが開くのを冷静に待つ。

 

そして、バイク1台分が通ることができるスペースを見つけて、右のラインをめがけてスプリント開始。


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30メートルほどで雑賀さんに並び並走。雑賀さんとの我慢比べのまま残り50メートルで、じりじりとこちらが前に出始めた。

 

最後はゴールラインまで踏み倒して、通過してようやく自分が40代の先頭でゴールしたことを確認して小さくガッツポーズ。前には優勝した皿谷が大きく両手を広げているし、負けてうなだれている選手もいるが、自分は自分の戦いに勝った。


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ゴール後、直ぐに雑賀さんと握手。そして和郎さんが戻ってくるのを待つ。こんな面白いレースにしてくださって感謝しかない。レースは走っている選手が面白くする。ましてや、それで優勝で来たなら楽しさはひとしおだ。

 


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車に戻って、補給をしてくださったケントのお母さんと知り合いの吉田さんに挨拶。そして、ケントに悔いのないレースをと伝えながら、ノンアルをプシュッと。


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さて、今年はレースが本格的に元に戻ってきました。この2年間で自分の自転車に対する付き合い方が変わってきました。

 

 

マウンテンバイクを乗り始めて、毎週末、しかも1日に朝夕2回通うほどもあるくらいはまっているということ。バイクを操る楽しさと自然との距離感。

 


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そして、ロードレースに対するモチベーションの低下。ロードレースは長時間の練習が必須です。週末にはそこそこ乗り込む必要がある競技です。5月、6月にほぼ毎週末レースを詰め込んだにもかかわらず、3月4月の準備期間になっても通勤ライドはしても、週末にロード練習に行くことはありませんでした。

 


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これがロードレースに対する自分の今の素直な気持ちなんだなというのが分かりました。自転車が嫌いになったわけでも、ロードバイクが嫌いになったわけでもありません。相変わらず楽しく乗ってます。ひとりのチャリダーとしてこれからも自転車を楽しみたいなと思っています。

 


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