レポート その1

温泉神社に行ってきました。


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ヤマタノオロチ伝説の奥出雲に行ってきました。

 

今年の中国地域ロードは、

島根県雲南市で行われました。

中国5県で登録している選手のみが参加でき、

高校生はインターハイ予選になっています。

成年の部は55名くらいのエントリーでした。

 

例年、広島県の強力なメンバーが、

組織立ってレースを動かすので、

脚が削られてしまって、

最後の勝負で力負けしてしまいます。

 

今年こそは!と4月から2000キロほど乗り込み、

インターバル練習も6回(合計60分)行いました。

自分の中では自分の現状できるベストは尽くしてレースに臨みました。

 

コースはさくらおろち湖の12.3キロx7周、

ダム湖沿いのアップダウンを含むいいコースです。

過去の自分の成績は優勝2回、2位1回と、

相性は悪くありません。

 

当日はあいにくの雨予報。

雨が降ったら自転車に乗らないですし、

最近はレースで雨だった記憶も少ないので、

久しぶりの雨の中でのレースになりました。

 

昨今の状況ですから、

落車して病院のお世話になることだけは避けるという決意で出走。

タイヤのエア圧はクリンチャーでフロント5.8、リア6.0気圧に設定。

 

最前列からスタートしたけど、

ブレーキの利き具合、タイヤのグリップ感を確かめるために、

徐々にポジションを下げてほぼ最後尾でリアルスタート。

集団は一気に縦に延び、コーナー、アップダウンのたびにかかるインターバル。

ちらほら中切れはあるが、踏みなおして集団の最後尾に付きなおしながら1周目を完了。

 

2周目に入り、人数をそろえている広島県岡山県島根県がアタックをしかけているものの、

少人数で終盤まで逃げ切る可能性は低そうなので放置。

というか、集団後方で久しぶりのスピード感、集団走行、雨の感覚を取り戻すのに一生懸命。

それに自分が前に行くとついつい熱くなって反応してしまうだろうから、冷静になるためにも後方待機。

 

3周目か4周目にまず3人くらいが逃げ、

それに追走がパラパラとかかって、

10人、10人くらいの合計20人くらいが、15秒~20秒程度先行。

残ったメイン集団も20人程度だが、

いわゆる各県のエースクラスはメイン集団に待機。

残った中で追いかける必要がなさそうなのは岡山県広島県

さてどうしようかと3分程度の坂に差し掛かると、

鳥取県のエース金田さんがペースアップ。

こちらも反対側からスルスルと上がっていき番手につける。

これまでの周回と比べると明らかに高い強度。

残っている選手の脚を削るように淡々と踏んでいく。

ピークまで残り1分弱のところで先頭交代を要求され、それならばと前に出る。

 

同じペースだとピークまでには追い付けそうにないので、

ここはためらうことなく1分持つ全力でアタック。

一番ダメなのが、追いつけずに、微妙な差のまま下りに入って、

前を踏まされるor交代してペース落ちてまた差が広がるなので、

ここは人任せにせずに自分の力を惜しみなく使うところ。

極論を言えば自分単独で追いつけばいいので。

 

読み通りピークまでに集団の最後尾にドッキング。そして下りは集団の後ろで脚を休める。

下り切って数名が合流をしてきたが、

ここで集団は一気に半分くらいになった。

ここが今回のレースの一番のポイントだったと思う。

 

さて後半にむけてどうやってレースを組み立てようかと周りを見渡す。

会社の後輩2名と私で構成される山口Aチームは

きちんと3人とも残っているが、

他県もしっかりとメンバーはそろっている。

 

個人の順位も表彰はあるが、

3人チームのうちの上位2名の合計順位からなる県総合も表彰があるので、

そちらをしっかりと狙っていくのが、うちの山口Aチームの作戦。

アシスト的な動きよりも、

明らかにチームで不利になるようなときは、

その時に動ける人が動きながら、

各人が一つでも上の順位を狙う走りをしようと。

詳細な展開は立ててもその通りにはならないので、

大枠だけ決めて、あとはレース中にコミュニケーション取りながら。

 

ということで、続きは明日〜

久しぶりに真面目なレポートだな(笑)