美山ロードレポート

美山のレポートを。
スタートは去年の上位はシードで前列から。

コースはこんな感じ。
ガーミンのデータをグーグルアースに落とせます。
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足慣らしと、足見せと、集団の様子伺いで登り手前でアタック。
予想通り、集団は逃がしてくれそうにない。
「左!白石!」と集団から声がかかる(笑)

気にせずにそのままの勢いで1キロくらいで100メートルくらい登る九鬼ヶ坂を登る。
ほぼ全力。さら足の集団からどれくらい差をつけれるか確認のため。
2分30秒で平均402ワット。
着いてきたのは2人。小嶋とラバネロジャージの選手。
足を止めて集団を待つ。

いくらかアタックがあり、逃げも出来ているが、
集団のペースが速いのかしばらくしたら出戻りで吸収されている。

2連覇中の長良さんへのマークもきつく、
長良さんがアタックしたら、集団は全員で追いかけている。
ほかの選手へのアタックはほぼ無視なのに、有力選手への徹底マーク。
後ろから見ていて笑える光景。

2周目も同じようにほぼ全力で九鬼ヶ坂を登る。平均404ワット。
なかなかいいんじゃない。
逃げれないのがわかっているから足を止めて集団内でおとなしく過ごす。
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3周目の九鬼ヶ坂で10名くらいの逃げが決まりそうになる。
岩井商会の小嶋、秋山、大塚、山本さんが全員入っているので加わる。平均372ワット。
大学生も5人くらい入っている。
しかしローテーションがうまく回らず集団に追いつかれる。

と思っていたら、小嶋、秋山、大塚、京大生の4人がスルスルと抜けて集団から10秒くらい空けている。
これはヤバイ!追いかけようと前を牽く選手がいない!
中途半端に先頭交代をしている大学生しか先頭にいない・・・

自分が先頭になったときに少し踏み上げる。
後ろを振り返ると、集団から少し抜け出ているではないか!
ラッキーと心の中でつぶやいて、一気にドカンと。
1キロ半くらいかけて単独で逃げに追いつく。
ここが今回のピーク。2分ほどで平均411ワット。

追いついたら逃げ確定。
追いつく手前で大塚が切れていたので、小嶋、秋山、京大生の4人逃げ。

が、よく考えると、小嶋、秋山は岩井商会のチームメート。
そして京大生は小嶋がいつも一緒に練習している仲間。ってことは3対1ですか・・・

登りで秋山、京大生を切るのは簡単そうだが、平坦を考えるとまだ切るにはもったいない。
ローテーションも普通にまわしてくれるので、このままで行くことを決意。
集団との差は一気に40秒に。
九鬼ヶ坂は先頭でペースを作る。上げすぎず平均315ワット。
京大生、秋山はやはり苦しそう。

5周目になって集団との差は60秒に。こりゃ逃げ決まったな。
そして直ぐに80秒に。
5周目の九鬼ヶ坂も先頭でペースを作る。これまた上げすぎず平均336ワット。

6周目の中盤で小嶋から提案が。
小嶋「白石~いつから戦闘開始するよ?」
白石「俺はいつでもいいけど。」
小嶋「じゃあ、もう少し安全圏になってから。」

ってことで、6周目の九鬼ヶ坂も先頭で上げすぎず平均317ワット。
ちなみに、九鬼ヶ坂に入る手前でインナーに落とします。
「C1の選手はアウターで登る」なんて聞きますが、僕はサクッとインナーです。
ただ、一番軽くても39x19Tでしたが。

最終ラップに入って、戦闘開始。と思いきや、秋山が足が攣って離脱。
ガッツリ2回ほどアタック。
やっぱり平地では小嶋は切れない。
でもこのアタックの目的は身体の目覚ましと小嶋を消耗させるため。
そして九鬼ヶ坂の入り口からしかける。2分30秒なので全力で。
平均397ワット。
京大生は直ぐに千切れ、小嶋は頂上で10秒差ほどか。

そのまま下りも踏み切って残り500メートルで勝利を確信。
優勝させていただきました♪
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ちなみに平均246ワットでした。
ロードレースで上げ下げがあって足が止まってる時間もあるので、
なかなか優秀なワットが出ている気がします。

やっぱりコウちゃんの応援のおかげですね♪
こうちゃん「しらいしくん、(補給所で)ボトル捨てとったやろ~」
よく見てますね~
応援ありがと!
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